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2017/06/30

鎧や兜を入れる箱『鎧櫃』


大分県中津市 現代甲冑製作販売 サムライコレクション中津の大木です。
鎧や兜を入れる箱のことを『鎧櫃』(よろいびつ)と
よびます。大きさやデザインは色々。博物館ではとても凝ったデザインの鎧櫃をみることがありますが、一般的には箱の前面に『前』と書いてあったり、家紋を入れたりしていますね。
以前にもご紹介させていただきましたが、『前』という字、なんで前なんだろうって思いませんか?因みに反対側に『後』とは書いてませんよ(^。^)

この”前”の字は、『勧進帳』にも出てくる九文字から成る魔よけの真言
「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前」
(りん・ぴょう・とう・しゃ・かい・じん・れつ・ざい・ぜん)の”前(ぜん)”です。
『臨める兵、闘う者、皆陣をしき列をつくって、前に在り』というのは、
「味方の兵は意気揚々としており布陣は磐石で、私を守って前方を固めている。
だから敵も悪霊も私に危害を及ぼそうとしても無駄なこと」という意味ととれますので、鎧櫃に”前”と書くのは、敵に対して積極的に出る、という意味と、鎧が前面でしっかり持ち主を守るようにという祈念がこめられているそうです。(ネットより抜粋)

先日、オリジナル鎧櫃が出来上がりました!
縦45センチ、横65センチ、高さ55センチ。材質は合板と杉でしっかり出来ています。色は木目がキレイにでるように落ち着いた色で丁寧に塗装してあります。家紋は簡単なデザインなら入れることが出来ますが手描きです。
この鎧櫃、鎧櫃として使うのではなく、服や雑貨など何かの収納に使えそうだと思いませんか?

置いてるだけでお部屋のインテリアにもなりそうです。
価格は税込50,000円。足のない分もあり、45,000円になります。
ご興味のある方、ご連絡おまちしております。

 

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サムライコレクション中津
http://ga-samuraiblue.jp/
住所:大分県中津市豊田町1丁目537-3
ハイノーブル4F(中津文化会館前)
TEL:0979-26-0305
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